湘南エリアで混雑を回避してサーフィンを楽しむ方法

湘南エリアのサーフィン事情

「立てば湘南」という言い回しがあるくらい、台風のグランドスウェルが入ると上質な波がたつ湘南エリア。

特に私のホームエリアの葉山、逗子、鎌倉はそういうポイントが多いです。

でも、どのポイントも年に数回、場合によっては数年に1度しか本来の姿を表さない、幻のブレイクばかり。

低気圧が通れば、胸〜頭くらいにサイズアップしますが、その波は翌日には半分になり、翌々日はフラット。

立てばいい波だけど、長くは続かない。

私のホームエリアに限っては、波が腰以上より、膝以下の日のほうが圧倒的に多く、波がなくてサーフィンできない日もたくさんあります。

映画の舞台になるくらい名が知れているのに、ここまで波に恵まれてないサーフタウンは世界でも珍しいのではないでしょうか。

それが湘南エリアの特徴です。

でも、このエリアに住んでるからこその幸せもあります。

たとえば、サーフトリップに行くと100%の確率で、湘南の日常よりコンスタントに良い波に乗れます。

もしオアフ島ノースショアに住んでいたら、地元より良い波を探すのは大変です。

湘南に住んでいるからこそ、サーフトリップでとってもワクワクできます。

都心からも近く、仕事とサーフィンのバランスも取りやすいです。

そして湘南といえば混雑。

夏は駐車場を探すのも大変で、待っているうちにオンショアが入るなんて日常茶飯事。

当然ポイントもパニック状態。

都道府県別人口ランキング1位と2位の東京と神奈川に住むサーファーのホームスポットなので、当然と言えば当然。

誰も混雑を望んではいませんが、こんなに楽しくて、健康的で、いったん道具を揃えてしまえば駐車場代以外、ほとんどお金もかからないスポーツってなかなかありません。

こんなに人生が充実する素晴らしいスポーツをやらない方がもったいないですよね。

ウエットスーツも進化し、冬のサーフィンがハードコアだったのは昔の話で、今は真冬でも波が良ければたくさんの人がサーフィンを楽しんでいます。

しかも生涯スポーツとして取り組んでいる人の割合も増え、海には70歳を超えても元気いっぱいな先輩がたくさん。

それだけ離れられない魅力があるのです。

海に通えば友達も増えますしね。

少なくとも日本の人口が半分になるまで、きっと海が今より空くことはないと思います。

でも、悲観することはありません。

状況に応じれば良いのです。

朝イチは混んでいる

私も含めて、仕事の前だったら海に行けるけど仕事の後では間に合わないライフスタイルの方が圧倒的に多いです。

だから、朝は混みます。

朝イチが空いていたのは、もうかなり前の話になり、今は5時から7時くらいが最も混んでいる印象を持っています。

週末も同様に午前中にサーフィンをして、午後からは他の用事を入れる方が多いです。

言い方を変えると、午前中より午後の方が空いてるって事です。

夕方は多少人が戻ってきますが、それでも朝の半分以下です。

富士山に沈む夕日を眺めながらサーフィンできるスケジュールの日を少しづつでも増やせたら良いですね。

波質は多少犠牲にしてみる

朝が混んでいるのは、風が良いからという部分もあります。

夏はよほど強い低気圧が沖合に無い限り、気温上昇とともにオンショアがふき、コンディションを落とします。

オンショアになってフェイスがガタガタになるポイントもありますが、なかにはガタガタにならないポイントもあります。

そういうポイントを見つけることが出来れば、オンショアが吹いていても、楽しめます。

あるいはオンショアでも、それに対応した道具を持ち出せば楽しめます。

結局はミッキームニョスさんの言う通り、no bat wavesなのです。

波が続くと人が減る

波情報の精度は上がり、今では明日の波を予想するのに気象に関する見識は必要無くなりました。

Imoc gpv をブックマークしておけば無料で見通しが立てれますし、波情報の有料会員になればポイントごとの分析結果も手に入ります。

ライブカメラも増えましたね。

便利になった事でサイズアップする日はかなりの確率で人が集中するようになりましたが、その次の日も同じくらい波があっても初日に比べて人が減ります。

有給を2日連続で取る人は少ないし、現場を何日もあけれる職人さんも少ないです。

さらに言えば何日も波が続く事が少ないので、1日か2日くらい出来れば満足して、3日目は入らない、あるいは入っても1時間だけというパターンのサーファーが多いです。

実際、台風から南西よりのウネリが届くと最低3日は波が続きますが、3日目は初日の半分くらいしか人がいなくなります。

波が良い=混んでるとは限らない

不思議なもので、混んでいる場所から50メートル離れると、同じくらい波が良くても空いているって事がよくあります。

みんな波チェックを怠っているわけじゃなく、はじめからどこで入るか決めているのです。

鵠沼の銅像前、由比ヶ浜の滑川河口、七里ヶ浜の正面や鎌倉高校前

この辺りはいっつも混んでいます。

混んでいても不機嫌になるローカル風サーファーが少ないので、混んでもポイントの雰囲気が悪くならないのは良いのですが、混んでいるからって波が良いわけじゃないのです。

波チェックをする時、いつもより広い範囲を観察すると、メジャーポイントのはしっこに誰にも相手にされていない不人気なピークを見つけられる事があります。

意外に波が良いけど、空いている場所は至る所にあります。

サーフィンって個人的なスポーツですし、結局は自分に夢中になっている時間が多いほど楽しいと思います。

そのためには技術だけでなく、自分が楽しめる環境下でサーフィンをするという事も大切だと思います。

私はスクールを通じて、こういったポイント選びのノウハウも伝えていきたいと考えています。

ストレスのない状況で良い波に乗り、豊かな気持ちで日々過ごしたいものですね。

Keep paddling!

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