ノーズライディングするために意識することと必須の動作

サーフィン

ノーズライディングはブログを読んですぐに出来るようものではなく、他のテクニック同様かっこよくできるようになるには情熱×時間が必要です。

しかしながら、闇雲にノーズに向けて歩き出すよりも、ノーズライディングのメカニズムと具体的な方法をあらかじめ頭に入れておいた方が、絶対に有利なのでブログにまとめてみました。

この文章を読んでライバルよりも先にハングファイブ決めちゃいましょう。

ノーズライディングとは

ノーズライディングとは文字通りロングボードのノーズにいながらサーフボードをコントロールするテクニックです。

ノーズライドにも種類があって、片足の指をノーズにかけるチーターファイブやハングファイブ、両足の指を全てノーズにかけるハングテン、さらには後ろ向きでハングテンをするヒールテンなどさまざまなバリエーショがあります。

ここでノーズライディングを二つに分解します。

チーターファイブ

チーターファイブは前足をノーズにかけつつ、後ろ足はサーフボードの真ん中より少し前くらいの場所に置きます。

この状態だと、前足はノーズにあるけど後ろ足はトリミングスポットにあります。

しかも加重は前足5%で後ろ足95%。

つまり、乗ってるだけでサーフボードが安定して進行方向に進むポジションに乗っているんです。

つまり比較的簡単とも言えます(自分の得意技でもあります、、、)

ハングファイブ&ハングテン

前足をノーズにかければハングファイブですが、ここではチーターファイブと分ける意味でノーズ先端から30cm以内に後ろ足があるとしましょう。

ハングテンは、両足の指が全部ノーズにかかった状態。

さらに高等なテクニックとしては、後ろ向きで先端に立つヒールテン、ハングテンしながら後ろ足を蹴り上げてノーズの先に出すキックファイブなどがあります。

チーターファイブとハングファイブ&テンを別物にした理由は、同じノーズライディングでもセットアップまでの方法が異なる事が理由です。

チーターファイブの場合は、サーフボードのレールを波にロックすれば結構どこでも出来ちゃいます。

ロングボードじゃなくても出来るし、なんならショートボードでもやれます。

大切なのはレールを波に押し込んで、出来るだけ波の高い位置に自分とボードを引き上げて、そこからノーズに片足をかけて自分が放たれた矢になったつもりで進行方向に視線と体を向けてあげる事です。

一言で言えば、片足をノーズにかけてハイラインダウンザラインすれば良いのです。

だからカットバックするようなセクションじゃなければ積極的に試してみると良いと思います。

もしレールをロックする感覚が分からなかったら、レールを手で握って引き上げてみてください。こうすれば確実にレールを波にロックできます。

限りなく広めのスタンスからノーズライドを覚えて、徐々に後ろ足をノーズ近くに引き寄せていきませんか?

この方法がもっとも簡単にノーズライドを習得できるんじゃないかと思ってます。

スタンスの狭いハングファイブとハングテンはレールをロックするだけじゃ出来ません。

成功させるには、「レールをロックする+テールもフックさせる」が必要です。

テールがフックされた状態とは、ロングボードのテール部分が波のカールやスープなどに覆われている事を指します。

サーフボードがシーソーになった状態を想像してください。

テールエンドに波の乗せて、ノーズエンドにあなたが立つ事で均衡が保たれ、沈む事なくサーフボードが滑走し続けるのです。

このセットアップが出来ないと、絶対に出来ないのがハングテンとも言えるし、これさえ出来るようになれば、出来てしまうとも言えます。

そのくらい、歩く前にサーフボードを正しい場所にセットするのが大切です。

テールがフックされると、半自動的にレールもロックされるので意識すべきは、テールをフックさせるところですね。

テールを波にフックさせるには、当たり前ですが、テールエリアに波を被せる必要があります。

どういう時にテールは水に沈んでいるか?

テイクオフの直後、あるいはボトムターンの直後など、自分のすぐ近くの後方にピークがある時、テールは水の中にあるはずです。

さらに言えば、テイクオフの直後もボトムターン直後もサーフボードは進行方向に向いていますが、まだそんなにスピードは出てないはずです。

進行方向に向けたサーフボードに加重して加速(ダウンザライン)が始まる前の一瞬のスキマ。

そんな瞬間がハングテンに向けて歩き出すタイミングです。

スピードが出ている状態は、波のパワーを受けてサーフボードが進行方向に押し出された状態なので、テールも波から押し出されてフックが解除されています。

サーフボードがしっかり走った状態は、時すでに遅しなのです。

もう一度、スピードとポジションを調整しなおさないと、ハングテンは出来ません。

トリミング、カーヴィング、ストールなど、サーフボードの進行方向とスピードを調整するコントロールスキルもセットアップに必要不可欠なテクニックなので、普段からしっかり意識して練習するのも大切です。

コントロールスキルが上がると、一本の波の中でノーズに行けるタイミングを自分の思い通りに作れるようになります。

それは時間をかけて覚えていくとして、ハングテンもハングファイブも、チーターファイブであっても、テイクオフ直後が最もタイミングを合わせやすいので、テイクオフからノーズを狙う意識を持つと良いと思います。

今日のお手本はJJ君です。

彼はサンオノフレローカルでローズライディングの名手ですよ。

JJのライディング、かなり直線的なラインどりですね。ある程度サーフボードを走らせるラインを決めて、走りすぎたらストールしてパワースポットまでサーフボードを戻し、適切な場所に戻ったらウォーキングしてますね。

ウォーキングのコツ

ウォーキングは重要なテクニックですが、ノーズライディング成功要素から言えば、ボードのセットアップが8割、ウォーキングが2割くらいだと思います。

ルールを3つ作るとしたら、

1、ボードのロック&フックさせる

2、1のルールを忘れない

3、ウォーキングしてノーズに行く

そんなイメージです。

さて、ウォーキングのコツですが、二つのイメージを持ってください。

「猫」と「綱渡り」

猫は音も立てずに歩きます。歩いている時、体も頭も全くぶれていません。

少し膝を曲げて常にショックを吸収していますが、これって理想的なウォーキングです。

頭が上下したり、膝が伸び切ったりすると、そのわずかな振動でサーフボードがブレます。

ブレたものを戻そうとするうちに、ノーズライディング出来るスポットを逃してしまうのです。

だからキャットウォークを意識!

綱渡りしたことありませんが、綱渡りしている動画を見ると、手は下がってますか、上がってますか?

おそらく軽く持ち上げた状態で、肩より上に手があると思います。

不安定な状態で重心をピンポイントに乗せたまま前方に移動するときの理想的な体勢を保つ。

もしかすると、サーフボードのセンターよりほんの気持ちだけ波側に重心を寄せると、サーフボードが水に食い込む分安定するかもしれませんが、基本はサーフボードの真ん中で綱渡りの体制で猫のように歩く。

ウォーキングのイメージできましたか?

あとは、ここだ!と思ったらためらわずに歩く事だと思います。

すり足でもクロスステップでも構わないので、先端を目指してみましょう。

すり足(シャッフル)はイメージ良くないかもしれませんが、最初はクロスステップ歩くよりきっかけが作りやすいと思います。

大切なのは歩き方よりも、ノーズまで行く事なので手段は問わず前を目指すことをオススメします。

もし失敗しても失うものは無いはずです!

どんどん歩いてみましょう。

ビーチブレイクの場合、最後のショアブレイクもテイクオフ直後と同じくらいタイミングが合わせやすい場所なので、ショアブレイクに向けて波が掘れてきたタイミングでウォーキング練習すると波の最後まで使い切れるので、コスパ良いですよ。

ノーズライドの気持ちよさ

ロングボーダーだったらノーズライディングはやっぱり磨きをかけたい技術です。

サーフボードの先端に乗って波を駆け抜ける気持ちよさは、鳥になったような気分にさせてくれます。

ウォーキングの時にレールから伝わってくる波のパワーは、ヒザ波でも心地よいスリルをサーファーに与えてくれます。

サーフボードのレールが完全にロックされた状態の安定感、浮遊感、スピード、そしてサーフボード全体から伝わってくるわずかなバイブレーション。

波とサーフボードが一体化した瞬間はまさに「フロー」状態。

波と一体化する素晴らしい体験が味わえます。

せっかくロングボードに出会ったらな、是非その気持ちよさを味わって欲しいです。

スクールに来てくれたロングボードに乗る方々は、ほぼ全員ノーズライディングに関する課題をお持ちです。

スクールを通じてロングボードのコントロールスキルを上げながら、結果的にノーズライディングの出来るところまでお連れしております。

良かったら遊びに来てくださいね!

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