スノーボードやろうよ
海辺に暮らしているので、そりゃサーフィンの方が身近ではありますが、スノーボードもサーフィンと共通するところが沢山あります。
大自然の中の遊び、波も雪も水、板切れに横向きで乗る、ターンする、良い場所を求めて旅をするとか。
そして個人的に思うスノーボード特有の良さには、
- リフトがある
- 1本で3ラウンド分ターンできる
- ローカルとか無い
- すぐ上手くなれる
- 日本=インドネシア
リフトがある
オンショアや流れの強い日、エスカレーターみたいに自動でピークまで連れてってくれたらな〜と思った事ありませんか?
みんなが夢見た物はスキー場にあります。
リフト券を3000円くらいで買ったら、後は滑る格好してリフト乗り場に行って、係の人にエスコートしてもらって座るだけでピークの行けます。
乗車中はこれから滑る斜面をチェックしたり、おしゃべりしたり、お茶を飲んだり、スマホいじったり、なんの苦労もありません。
これ、本当に嬉しい!
1本で3ラウンド分ターン出来る
リフトやゴンドラって1kmくらい長さがあります。
それを使って高いところに行って、くねくねしたコースを滑り降りてくる。
滑る距離は2〜3km以上になるわけです。
2時間サーフィンしても波に乗っている距離は1kmも無いと思います。
真っ直ぐ滑っても良いけどサーファーだったら、大きなターンや小さなターンを織り交ぜて滑り降りますよね。
楽しくて気持ち良いだけでなく、すっごいターンの練習が出来るわけです。
大きなボトムターン、アップスンダウン、カットバック、リッピング、全部やり放題!
どんなボードに乗るかも重要ですが、めちゃくちゃサーフィンの練習になりますよ。
それとスキー場選びもとっても重要。
サーファーが行って楽しいのは波、の見立てたラインがイメージしやすいバンクやウォールがいっぱいあるスキー場もといスノーサーフィン場です。
スノーサーフィンいっぱいやった成果は春になると海で現れますよ。
個人的には苦手なバックサイドのターンをした時に効果を感じます。
視線の送り方、上半身のリード、前足でレースをセットし、後ろ足ので踏み込んでいく感覚。
なかなかイメージ通りいかないターンがビシッと決まると嬉しくなります。
ローカルとか無い
海は誰のものでも無いのですが、やっぱりいつも行くポイントでいつも入っている年長者には気を使うし、どこかに行っても明らかに地元っぽい雰囲気の人がいたら遠慮しがちに振る舞いますよね。
その点、スキー場はみんなリフト券を買って遊ぶリゾートなので、ルール違反さえしなければ他人に気を取られず自分だけの世界に入れます。
海で例えれば、乗りたい波に全部乗っちゃうような事が許されます。
何故って、山は広いから。
他人に構わず自分に夢中になれるって素晴らしい。
当然、突き詰めればサーフィン同様に一生かけて探求する対象なのですが、スノーボードって圧倒的にすぐ楽しめます。
すぐ上手くなれる
サーフィンだと立つのに1ヶ月、横に滑るのにさらに3ヶ月、ターンで加速するのなんて1年はかかりますよね。
スノーボードはサーファーやスケーターなら初日から、未経験でも3回もやればターンしながら斜面を降りてこれるようになります。
リフトのおかげであり、整えられたコースのおかげであり、重力のおかげです。
熱心に誘ってくれる経験者の友人がいたらイチコロで滑れるようになります。
日本=インドネシア
わざわざ日本にサーフィンしにくる外国人っていますか?
プロサーファーが台風の時に四国の河口を狙って来日したりしますが、湘南や千葉に波を求めて外国人が殺到するなんて無いですよね。
もしそんな人にあったら、なんでインドネシアにしなかったのか聞いちゃいますよね?
コロナが始まる前のニセコや白馬には世界中から雪を求めてたくさんの外国人が来てました。
そんなに急峻な山は無いけど、こんなに安定して良質な雪が降る続く場所はなかなか無いし、リフト券が世界基準の半額くらい。
バリ島みたいな場所なんです。
道具とか移動手段とか、始めるにあたってハードルはありますが、でもサーフィン好きなら絶対にかじってみて欲しい。
それが雪山ってフィールドです。