スノーサーフィンスクールも開始します

湘南は台風16号以来、エピックコンディションはありませんが、コンスタントに波が続いてますね。
おかげさまでスクールも毎回湘南のどっかで良い波があるので、遠くに行かずとも充実した時間が過ごせています。
スクールの生徒さんと話していると、たびたび話題に上がるスノーボード。
雪山で滑って遊ぶのは、それだけで楽しいのですが、個人的にはスケートボードよりサーフィンの練習になるって思って取り組んでおります。
さらに言えば、低気圧の動きに合わせて狙ったコンディションに会いに行くって行動パターンもサーフィンそのものです。
スノーサーフィンって造語は、そのライディングスタイルだけでなく、ポイントの選び方などのアプローチも含めた意味合いを持っています。
前置きが長くなりましたが、この冬からサーフィンに加えてスノーサーフィンのスクールも始めようと思います。
何故かって?
サーフィンのレベルを引き上げる最も効果的なトレーニングになるし、メチャクチャ楽しいからです。
事実、冬になるとニセコにも白馬にもノースショアやゴールドコースト、カリフォルニアからサーファーがスノーボードを持って来ているんです。
彼らはサーフィンのためにプライベートで日本に来ることは無くても、雪のためなら海を超えてくるんです。
それだけ日本の雪やスキー場が最高って事なので、住んでてやらないのは勿体なさすぎるんです。
スキー場のコース脇の壁を波に見立てて、ボトムターンからリッピングやカットバックなどのトップアクションを延々と繰り返す時間、あなたは完全に自分に夢中になれます。
どれほど効率が良いのか?
例えば半日(4時間)スノーサーフィンすると、リフトには20回くらいは乗れます。
リフト1本を500メートルとすると20本の場合、直線距離で10キロメートルですね。
当然、右に左にターンしながら滑り降りるので滑走距離は20キロか、それ以上になります。
半日で20キロもターンできるんです。
サーフィンだったら、半日やっても1キロも乗れないですよね?
雪山までの移動距離を加味せず考えると、同じ時間でサーフィンの20倍ターンが出来るんです。
しかも、スキー場のコースは波みたいに動かないので反復練習できます。
まさにターン道場なのです!
森賢一のスノーボード歴
自分も今から20年ほど前にスノーサーファーからスノーサーフィンを教えてもらい、まんまと抜け出せなりました。
しかも、当時の仕事がパタゴニアのアンバサダー担当だったので、玉井太朗さんをはじめとするパタゴニアアンバサダーやニセコのGentemファミリーから直接スノーサーフィンを教えてもらいました。
もとい、教えてもらったというよりは一緒にたくさん滑りました。
ニセコ、旭川、富良野、八甲田、八幡平、白馬、妙高、富山、片品村、奥美濃、挙げ句の果てにはオレゴンまで。
普通じゃありえないくらい恵まれた環境で滑ってこれました。
でも、ライダー達と滑るのは楽しいだけじゃなく、きつい事も経験します。
「え、ここ滑るの?やばくね、、」
みたいな局面はたくさんありました。
楽しいだけでなく、唐突に始まる実地テストみたいなセッションを通じて滑走スキルを引き上げてきました。
雪山での遊びの幅を広げたい経験者
ターンの品質向上を目指すサーファー
に、新鮮で強烈な体験を提供します。
スクールではどんな事をするの?
スクールでは当日の状況に応じて、最もスノーサーフィンが楽しめそうな場所を目指し、一緒に滑ります。
上手な人とはセッション形式になるでしょうし、初めての人には事前に装備の相談から応じます。
雪が降り次第、スケジュールもアップするので楽しみにしていてくださいね。