森 賢一(モリ ケンイチ)

1980年1月11日生まれ

高校1年生の時にサーフィンをはじめ、毎日のように海に通い始める。

サーフィンの大会に出始め、RASH WetsuitsやDick Brewer surfboardからサポートを受け、テストライダーとして日本各地のコンペティション参加。

20歳のころ、「波が良いときは仕事中でもサーフィンに行ける」と聞いて「パタゴニア日本支社」に入社。

会社員として働きながら日本各地の大会を転戦。

アマチュア時代の戦績は、

BIC ワンデザインワールドチャレンジの日本代表(日本予選を2位で通過)

NSA全日本選手権ロングボードクラス 5位

その他、いろいろな大会に参加させていただき、入賞もたくさんさせていただきました

その後、JPSA公認プロロングボーダーの資格を取得しプロ:サーキットを数年フォロー。

コンペと並行して20代の頃は有給を貯めて毎年1ヶ月間、ハワイ、カリフォルニア、オーストラリアなどに遠征。

20代後半からパタゴニアでサーフィン専門も営業マンになり、日本中のサーフスポットに行くようになった。

日本には鎌倉以外にも素晴らしい波がたくさんある事を知り、コンペ遠征に使っていた情熱、時間、遠征費を全て「パーフェクトウェーブに1本乗りに行く旅」に変更。

仕事でもプライベートでも色々な種類のサーフボードを車に積み込み日本中をサーフトリップ。

グッドコンディションに狙いを定めて、北海道から南西諸島まで低気圧と現地友人のガイダンスに従い、さまざな波をスコアしてきた。

スノーボードも12月のニセコからシーズンが始まり1〜3月はコンディションに応じて日本各地に出かけ、4月は八甲田、5月は富士山とパウダーからコーンスノーまでコンディションの良い斜面を追いかけている。

2019年は念願のbig wave challengeに出場するためにオレゴンに遠征し、ジェリーさんの作った雪の波に世界中のサーファーと一緒に当て込んだ。

ウェーブハンティングの必須手段としてソロテントとサーフボードを持って日本各地、ハワイ、オーストラリアなどテント泊は200日以上。

ホテル代は浮くし起きたら目の前に海があるサーフキャンプを通じて「行動力さえあれば、お金がなくても楽しく過ごせる」を実感。

最近は家族とのファミリーキャンプも楽しみの一つになっている。

サーフィンを通じて出会ったスノーボードやキャンプがライフスタイルに加わっても、サーファーとしての質を上げていく事は変わらないテーマ。

現在の夢は自分で作ったサーフボードで理想の波に理想のラインを描く事。

リペアマンだけでなく、サーフボード工場で製造工程も学びはじめ2021年よりポリッシュ職人としてのキャリアもスタート。

「社員をサーフィンに行かせよう」で有名なパタゴニアに2000年から2020年まで勤務。

在職中は、コールセンターSV、プロセールスプログラム運営、サーフセールスレップ、アンバサダーチームマネージャー、サーフビジネスマネージャーなど、様々なポジションを担当。

有給休暇を使って国内外にサーフトリップに行きまくり、各地のコミュニティーと信頼関係を作りつつ波に乗り、雪を滑り、その土地にパタゴニアを広めてきた。

2020年に20年の会社員生活を終了し現在は、プライベートサーフィンスクール、サーフボードの製造、リペアサービスなど、サーフィンに関わる小商いをしながら、新しいライフスタイルを構築中。